2012年10月19日

海外通販にかかる税金

海外通販でモノを買うと、関税などの税金が、かかったり、かからなかったりします。
一応そこにはルールがあるようで、どんな時に、どんな税金がかかるのかを簡単にまとめておきます。
お買いものの仕方によって、課税のされ方も変わりますから、知っておいて損はないかと。


海外通販でかかる税金

海外の店舗から通販でモノを買うというのは、税関的には個人輸入ということになります。
海外からモノを個人輸入した時にかかる税金は、「関税」「消費税」「通関手数料」の3つです。
一つづつ課税のされかたを見ていきます。


【1.関税】

まず、課税の対象になる金額ですが、個人使用を前提として輸入の場合お得に設定されており、買った商品価格の60%が課税対象額です。この金額が課税のベースになる金額となります。

次に、課税対象となる購入金額ですが、課税対象額が1万円以下の場合は、一部の商品を除いては関税が課税されません。商品価格の60%が課税対象額になりますから、一度の通関が¥16666円以下であれば課税されないということが原則です(この金額には送料は含まれません)。
箱は別でも、同時に通関すると合計金額で判断されます。

但し、「革製のバッグ」「パンスト・タイツ」「手袋・履物」「スキー靴」「ニット製衣類」の場合は例外で、¥16666円以下でも課税されます。ちなみに、自転車用のジャージやレーパンやタイツは「ニット製衣類」ですし、グローブも「手袋」ですね。

この関税率ですが、商品によって全然違います。自転車関連のものを例に挙げると


自転車、自転車部品⇒関税率ゼロ!

おめでとうございます、自転車の場合、完成車でも、その部品でもタイヤでも、関税は一切かかりません。
但し、33万を超える完成車は、輸入申告を求められることがあるようです。


ウエア類⇒10%位


衣類の関税率は10%なのですが、ニット類の場合11%位になったりすることもあります。
伸縮しないジャケットなどは大丈夫ですが、ジャージなど伸縮するものの多くは「ニット製衣類」に当たるので¥16666円以下でも本来課税されるはず。なのですが、1回の購入金額を¥16666以下に抑えて、WiggleやCRCの使うROYAL Mailで送れば取られないことが多いです。
しかし、DHLなどの民間クーリエサービスを使うとほとんど取られます。


シューズ類⇒30%近い時も


靴は関税率が高くて、皮製かどうかなどで多少違いますが、取られる時は30%とか取られる要注意品目です。
「履物」にあたるのでこれも¥16666円以下でも本来課税されるはず。
しかしこれもこれも1回の購入金額を¥16666以下に抑えて、ROYAL Mailで送れば取られないことが多いです。
スポーツシューズはまだましで、普通の革靴は40%とか取られます。


用品、工具類⇒多くは免税

フロアポンプやローラー台やGPSや工具やライトなどですが、大抵の自転車用品は免税ですが他に課税されるものもあるのかも。バッグ類は10%ほど課税される可能性がありますが購入金額を¥16666円以下にしておけばまず大丈夫です。


【2.消費税】

この消費税も、関税と同じように課税対象額が1万円以下の場合は課税されません。
しかし個人輸入でも¥16666円を超えると取られます。税率も国内の購入と同じように8%です。
但し、課税標準額(購入価格の60%)に対しての8%なので、購入価格に対しては4%程度となり、国内でモノを買うより全然お得です。
実は、このように海外通販は節税にもなるんです。
この消費税は関税とは別なので、関税がかからない自転車や自転車部品でも、消費税はかかってきます。


【3.通関手数料】

1梱包あたり200円です。


いくつか例をあげて試算してみます。

<30万円のロードバイク完成車を買った場合>

課税標準額=¥300,000×0.6=¥180,000
・関税=自転車は関税率ゼロ=¥0
・消費税=¥180,000×8%=¥14400
・通関手数料(2箱の場合)=¥200×2=¥400
⇒税金合計 ¥14800


<ジャージとレーパンで2万円の場合>

課税標準額=¥20,000×0.6=¥12,000
・関税=ニットのウエアは10%=¥1,200
・消費税=¥12,000×8%=¥960
・通関手数料=¥200×1=¥200
⇒税金合計 ¥2360


<自転車部品で2万円の場合>


・課税標準額=¥20,000×0.6=¥12,000
・関税=自転車は関税率ゼロ=¥0
・消費税=¥12,000×8%=¥960
・通関手数料=¥200×1=¥200
⇒税金合計 ¥1160


<自転車部品で1万円の場合>


課税標準額=¥10,000×0.6=¥6000
・関税=課税標準額10000円以下は免税=¥0
・消費税=課税標準額10000円以下は免税=¥0
・通関手数料=課税標準額10000円以下は免税=¥0
⇒税金合計 ¥0


こうして考えると、1回の購入金額をなるべく¥16666円以下の免税ライン以下に抑えることが、お得な買い物への道ですね。関税のかからない自転車部品でも¥16666円を超えると消費税は取られますから。

小物をまとめて買う場合も、極力一回の購入金額が¥16666円を超えないところで分割して購入するのがいいと思います。それも別の日に。お会計が別でも通関が同時なら本来合算されてしまいますから。

ホイールなども前後別にすれば各々¥16666円を超えないならば、消費税がかからないだけ別々に買った方がお得ではあります。
また、ウエアやグローブなどは¥16666以下に加え、関税が取られにくいRoyal mailで送ってもらった方が、お得になる確率は高いです。

同じものを沢山買ったりすると、個人使用のための輸入とみなされず販売用の輸入とされてしまい、購入価格の60%を課税標準額とする特典が得られなくなることもあるので、そういう意味でもなるべく分割した方がいいですね。


しかし、個人輸入は¥16666円以下なら消費税がかからず、¥16666円を超えても、通常の60%でいいというのはいいですね。
消費税が上がったら、もう何でも個人輸入で買っちゃうのもいいかもしれません。

自転車以外のものでも、CDやDVD、本などなら値段も安いし、送料も安いですから、USアマゾンで買うのもなかなかいいですよ。
クラシックや洋楽なら英語版で不自由ないですし、他にも日本のアニメとかなら、日本語に音声を切り替えきるものも多いです。なにしろ安い。







北米のディスクならブルーレイならそのまま日本のプレーヤーで再生可能、DVDだとリージョンフリーDVDプレーヤーが要りますが、こんな値段で買えますからプレーヤー買ってもすぐ回収できちゃいますね。



記載内容に間違いがあればご指摘いただければ幸いです。



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コメント

●先日
マリーンで6万円程購入しました。内容はエルゴパワーやスプロケですが、一切税金がかからなかったんです。配送はロイヤルメールで送ってもらいました。
タイミングにもよるんでしょうか?
●Re: 先日
コメントありがとうございます

ロイヤルメールだと、関税を取られたり取られなかったりしますが、消費税も取られなかったというのは珍しいかもしれないです。バニスト様の日ごろの行いがいいからではないでしょうか?

そんなこと無いですよ。
追加でCRCでヘルメットを買いました。
こちらは税金がかかりました。
金額は13000程でした。やはりタイミングでしょうか?
はたまた処理をしている人のさじ加減ですかね?

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